【青森市】県立美術館のシャガール作品「アレコ」第3幕の借用延長が決定しました!
皆さんは青森県立美術館に展示されている「アレコ」の背景画をご覧になった事はありますか?
この背景画は色彩の魔術師といわれるマルク・シャガールが、第二次世界大戦中に亡命先のアメリカでバレエの舞台背景画として制作した作品です。
全4幕からなり、第1、2、4幕は県立美術館で収蔵していますが、第3幕のみ2017年4月からアメリカのフィラデルフィア美術館から借用しています。
2021年3月末に借用期限を迎える予定でしたが、この度2年間の借用延長が認められたそうです!
アレコは、奔放なジプシーの娘に恋をした青年アレコの悲劇の物語です。4幕すべて揃っていると、作品のストーリーをより強く感じることが出来ると思います!
ホールでは毎日定時に背景画に舞台用の照明をあて、音楽とあわせて作品制作の背景、バレエのストーリーなどをナレーションで紹介する鑑賞プログラムを行っています。(詳しくは美術館のHPをご確認ください。)
以前鑑賞プログラムを見たことがありますが、舞台用の幕だけあってサイズも大きく迫力があり、シャガールの色彩を全身で体感するような感覚になりました。
ご興味ある方は、ぜひ全4作品揃っているうちに鑑賞されることをおすすめします!
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